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「サービスエリア」
 放送が常に良好で聴取できる範囲、または放送局の電波が届く範囲。電波の出力と地形などで範囲が決まる。
 栃木放送のサービスエリアは栃木県のほぼ全域と茨城・群馬・埼玉・福島県の一部となっている。サービスエリアでも山間部の谷間などでは聴取困難な地域もあり、そのような地域には中継局を設けることもある。このエリアの広さがスポンサー獲得のポイントとなる。


「時間Q(キュー)」
 ラインネットの番組で受け局は何が何でも決められた時間になったらCMに入ったり、番組が終わったりすること。またはそのシステム。最近はタイマーで番組が自動的に切れてCMが出たり次の番組に移ったりする。

「ステブレ」
 ステーション・ブレイク(S.B.)の略。もともとは1つの番組、又はコーナーが終わったあと、60秒前後のアローアンスを取ったところにスポット・コマーシャルを入れ始めたものが、現在では単にスポットCMのための枠をさす。ワイド番組内では1つのコーナー、情報が終わった後でもステブレがないところもある。生ワイド番組で時報前のステブレは、ニュースや天気予報、身近な話題を入れることもある。

「スポット」
 もともとはステブレに入るコマーシャルのこと。現在ではステブレだけでなくPT枠、タイム枠の残り枠にも入る。番組提供のタイムCMに対してクレジットはなく、CMのみの放送になる。1日のうちのいくつかの時間帯に向けて、あるいは短時間に集中して訴求することで弾力的に放送露出量が調整できるため、頻度を多くとって広い範囲に到達させると同時に、反復効果を高めうるなどの利点がある。

 
「スポンサー」
 番組の広告主。民間放送局は自社で放送する番組やステブレなどの放送枠を「商品」としてスポンサーに“販売”している…ということになる。民放局はスポンサーにとって魅力のある番組を作っていかなければ生き残っていけない。

「スポンサーローテーション」
 共同提供番組のCMの並び方を不公平感をなくすため、一定のルールに従って並べること。CRTではプロ野球ナイターなどで行われている。

 
「ターゲット」
 ラジオで訴求しようとする目標または標的。時間帯などによって『商工自営サービス』とか『ドライバー』『ヤング』など様々です。例えば『CRTモーニングダイヤル』だったら「出勤途中のサラリーマン」で、『ラジっちゃう?』『シャラリラ歌謡曲』のメインターゲットは「30代〜50代の主婦層と自営業者」というカンジかな。『チャラのOH!マイ・アニメ』から『林原めぐみのHeartful Station』にかけてのターゲットは「10代〜20代のヤング層」でしょうか…?

「タイム」
 番組提供のこと。その番組内容によって訴求対象となる層をできるだけ多く集め、より良いイメージを作ったリ、より効果的な広告・宣伝が行える状況を作りだすことが…できると思います(^。^)。コマーシャル面において、スポットに比べて長いCMスペースが利用でき、場合によっては生CMも可能である。

 
「タイムテーブル(番組表)」
 通常の番組編成(レギュラー番組)をわかりやすく表にしたもの。月曜日から日曜日までの一週間で表示されているのが一般的。その他、放送ではわからない情報が載っていたりもするんですよ。放送局に行けば簡単に入手できるので、地元の放送局に今すぐGO

「単発出稿」
 1クール以上の放送契約をレギュラー出稿と言い、それに満たない短い期間のものを単発出稿と言う。継続性のない広告出稿。

「聴取率」
 レーティングとも言う。聴取率100人当たり何人が放送を聞いていたかを比率で示す。現在、栃木県地区では「ビデオ・リサーチ社」が年に数回、連続2週間ずつ、無作為に選んだ合計2000人のパネル・サンプルを対象にして5分ごとの聴取行動を記録する調査を行っている。また、放送局が独自に調査会社に依頼して調べることもある。(実は、ボク…「ビデオリサーチ」のレーティングに参加したこと…あるんです)

 
「特番」
 特別番組の略。タイムテーブルに載っていない番組。特別に編成された番組。レギュラー編成を変更して臨時に組まれる番組。大事件やイベント等を内容にイレギュラーに放送される。番組改編期の前後や年末年始などに組まれることが多い。